1、尿路結石って?
尿路に石のようなかたまり(結石)ができる病気で、結石が存在する場所によって、腎(腎杯、腎盂)結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石などと呼びます。
結石
腎臓の中で、糸球体によってろ過された原尿が、尿細管で再吸収され、尿が生成されます。その尿が集合する腎孟の付近で、尿中の成分が結晶化して結石を作るのです。結石の90%以上が、カルシウムかマグネシウムのシュウ酸塩あるいはその両方で、その他はシスチンや尿酸などの有機成分です。
原因
原因は複数あるといわれます。たとえばカルシウム含有食品の多量摂取や、骨折などによる長期のベッド生活、ガンの骨転移、骨髄腫などの骨疾患、原発性副甲状腺機能亢進症による高カルシウム血症、低リン血症(約70%に腎結石がみられます)、長期に制酸剤を服用している患者さん、ビタミンD過剰症、男性ホルモンの過剰、社会環境によるストレス、薬物による障害などが、結石の形成の誘因になります。
2、尿路結石の症状
尿路(腎?尿管?膀胱?尿道)に結石があるために、発作的に側腹部が激しく痛み、膀胱の方へ放散します。吐気、嘔吐を催したり、血尿が出て尿量が減ったりすることもあります。
大きな病院の泌尿器科に行けば、超音波やレーザー光線による無襲撃結石溶解療法が受けられますので、尿口から結石が出るまで痛みをがまんしなくてもすむようになりました。しかし、また再発することが多いのです。
痛みが耐えがたく、自ら死んだほうがましだと思って命を絶とうと突発的な行動を起こす危険性もあります。一人で、人里離れた医師のいない山などへ行くのは避けたほうがよいのでしょう