1、潰瘍性大腸炎って?
大腸の粘膜に原因不明の炎症ができる病気です。潰瘍は、肛門に近い直腸から始まるのが普通で、その上のS字腸結腸、下行結腸と広がり、30%の人は大腸全域に広がります。また潰瘍性大腸炎によく似た疾患に「クローン病」があります。
食生活の欧米化が原因といわれていますが、血中に抗大腸抗体、抗好中球細胞質抗体、抗血管内皮抗体などが発見されていますので、なんらかの抗原が体内に 侵入して自己免疫異常をおこしているといえます。
ただ、これといったはっきりした原因はわかっていません。
2、潰瘍性大腸炎の症状
下痢が主な症状です。その多くは徐々に始まります。
初期 大便が通る時に出血する。
1日数回の下痢便。
発熱。
軽い腹痛。
重症 頻繁に下痢便を排泄する。
下痢便を排泄するたびに、粘っこい血便が出る。
たえず腹部全体が痛む。
貧血、体重減少、栄養不足を引き起こすこともあります。