和名は樹木の味が苦いことによる。

| 別名地方名 | クロハゼ、苦棟樹(くれんじゆ)、黄棟樹 |
| 科 名 | ニガキ科/ラテン語の科名 Simaroubaceae |
| 学名(植物ラテン名) | Picrasma quassioides(D. Don)Benn. P. ailanthoides Planch. |
| 英名 | Japanese Bitter Wood |
| 中国名 | 苦樹皮 |
| 生薬名 | 苦木(くぼく) |
| 出 典 | 大和本草(1709年) |
| 生育場所 | 山野に自生するが、薬用の目的でも栽培される。 |
| 薬用部位と採集時期 | 木部(苦木)。6〜8月。 |
| 調整法 | 樹幹を切り倒し、樹皮を除いて適当な大きさにし、天日乾燥する。 |
| 主な成分 | メチルニガキノン、ニガキノン、ネオクワッシン、クワッシン、ピクラシニンなどを含む |
| 効能効果 | 下痢、胃腸炎、消化不良 |
| 用法用量 | 1日3〜10g |
| 薬効と使用方法(常用量) | 【1】苦木を1日に5〜10g煎じて服用、または粉末を服用すれば苦味健胃剤として胃炎、消化不良、食欲不振に効果がある。 【2】樹皮を煎じて服用すれば駆虫剤として効果がある。 【3】根を煎じて服用すれば頭痛に効果がある。 【4】苦木の濃せん液で罨法(あんぽう)すれば眼病、結膜炎、痔に効果がある。 |
| 使用上の注意(副作用、相互作用など) | 妊婦は服用してはいけない。多量のクワッシンは咽喉、胃の疼痛、嘔吐、めまい、下痢を起こすことがあるので注意が必要である。 |
| 薬食健康法 | 食用には利用しない。 |
| 栽培の必要性と難易度 | 春の芽がでる前に挿し木をすると良く活着する。排水と日当たりの良い土地がよい。 |
| 応 用 | 薬用 |