概説 転移性脳腫瘍は、不幸にして体の他の部位のガンが、その治療後あるいは治療前、治療中に脳内に転移してきたものです。もともとのガンの部位としては、肺ガン(50.0%)、乳ガン(11.5%)、消化器ガン
概説 神経鞘腫とは、神経を取り巻いて支える鞘(さや)から発生する腫瘍(しゅよう)で、脳?脊髄腫瘍の一種です。一般的に、まれな悪性神経鞘腫を除いて良性の腫瘍で、手術で完全に摘出できる場合は治癒が期待でき
概説 中咽頭は軟口蓋(なんこうがい)から舌骨(ぜっこつ)までの範囲であり、解剖学的に前壁、側壁、後壁、上壁の4つの部位に分けられます。中咽頭ガンの発生部位としては、側壁が最も多く約50%を占め、次いで
概説 肝臓でつくられた胆汁が流れていく経路を胆道と呼び、胆管と胆嚢に大きく分けられます。胆嚢は胆汁をためて濃縮し、食事(とくに脂肪)に反応して収縮し、十二指腸へ胆汁を排出します。胆嚢ガンのわが国での頻
概説 人間ドックで、血液検査で前立腺抗原(PSA)が調べられるようになり、無症状で見つかる前立腺ガンが増えています。PSAというのは、前立腺の細胞の中だけでつくられているタンパクのことです。免疫反応を
概説 舌ガンは頭頸部ガンの中では頻度の高い疾患です。その原因として過度の喫煙と飲酒が関与しています。それではどの程度が危険かというと、紙巻タバコ20本×30年=600本、アルコール(日本酒
概説 精巣腫瘍は比較的まれな腫瘍ですが、青壮年層に好発する点と、たとえ転移のある進行ガンでも根治が期待できる点で注目されているガンです。その90〜95%は胚細胞性腫瘍といって、子孫を残すための細胞(精
概説 膵ガンは近年増加傾向にあり、日本人のガンによる死因の、全体で肺、胃、大腸、肝に次いで第5位、男性では肺、胃、肝、大腸に次いで第5位、女性では大腸、胃、肺、肝、乳に次いで第6位を占めています(20
概説 腎ガンは50歳代、60歳代に多いガンです。
症状 手術で取りきれて治る可能性のある時期には、血尿などの症状はでません。血尿が出たり、側腹部にかたまりを触れたり、痛みを感じるようになるのはかな
概説 上顎洞ガンは鼻?副鼻腔(びくう)ガンの中では最も頻度が高い病気ですが、この20年間では発生頻度の上昇はみられません。原因は慢性副鼻腔炎と考えられています。長期間にわたり慢性副鼻腔炎に罹患(りかん
概説 上咽頭ガンは中国南部、台湾、香港、シンガポールなどの中国人に多発し、Hong Kong cancer(香港ガン)またはCantong disease(広東病)の異名をもっています。一方、北アフリ
概説 前立腺の被膜を越えて周囲に浸潤しているか、転移のある腫瘍(しゅよう)です。前立腺の被膜を越えて周囲に浸潤しているが、転移のないものをステージC、所属リンパ節に転移を認めるものをステージD1、骨な
概説 食道は咽頭から下の頸部食道、胸の中の胸部食道、みぞおちから胃までの腹部食道に大別されます。この食道に発生するのが食道ガンです。まだ原因ははっきりと解明されていませんが、男性に多く、お酒を多く飲む
概説 子宮は、内側から順に内膜、筋肉、漿膜(しょうまく)で構成されています。そのため、それぞれの組織から悪性腫瘍(しゅよう)が発生しえます。内膜から発生する悪性腫瘍は子宮内膜ガン(組織型は腺ガン)で、
概説 甲状腺の腫瘍にも良性腫瘍と悪性腫瘍があります。良性腫瘍には腺腫様甲状腺腫、濾胞(ろほう)腺腫があります。腺腫様甲状腺腫は結節性変化をきたす特殊な病変です。甲状腺濾胞が増殖癒合し大きな濾胞を多数形
概説 赤血球、白血球、血小板などの各種血液細胞は、骨髄にある多能性造血幹細胞が分化、成熟してできます。この造血幹細胞が腫瘍(しゅよう)化し、骨髄において増殖する病態を白血病と呼びます。
腫瘍化し
概説 下咽頭ガンも口腔ガン、喉頭(こうとう)ガン、中咽頭ガンと同様に過度の喫煙と飲酒による慢性刺激が関与しています。宮原らは下咽頭ガン患者の喫煙歴および飲酒歴を詳細に調べた結果、梨状陥凹(りじょうかん
概説 悪性リンパ腫は、リンパ節、リンパ管、脾臓(ひぞう)、胸腺、扁桃(へんとう)などを含むリンパ組織の腫瘤(しゅりゅう)形成性腫瘍(しゅよう)の総称で、ホジキン病と非ホジキンリンパ腫に大別されます。ホ
概説 メラニンをつくる細胞であるメラノサイトが悪性化した腫瘍(しゅよう)です。メラノサイト系の良性腫瘍がほくろ?黒あざ(色素細胞母斑〈ぼはん〉)(あざの項参照)ですが、色素細胞母斑から生じる悪性黒色腫
概説 1981年以来、日本の死因の第1位は悪性新生物(ガン)となり、その後も増加し続けています。また、どのガンで最も多くの方が亡くなっているのか(原発部位別による死亡数)というと、実は1998年以後は