概説 統合失調症は、主には10代後半から20代に発症し、慢性に進行する精神疾患です。人口における生涯有病率は、1.0〜1.5%で、ざっと100人に1人くらい発病する比較的多い疾患です。遺伝的背景や原因
概説 基本的には「トラウマ」と呼ばれる心の傷の後遺症で生じる精神障害です。この精神障害はベトナム戦争の帰還兵やレイプの犠牲者などが似たような心の後遺症を訴えることで注目されたもので、1980年につくら
概説 書痙とは、字を書こうとすると、疼痛(とうつう)あるいはけいれんや不随意運動(ふずいいうんどう)などにより、字を書くことができなくなる病気(書字困難)です。人前でサインする時には、誰でも緊張して書
概説 痙性斜頸とは、頸部筋群の不随意的(ふずいいてき)なれん縮によって生じた頸(くび)の偏位(へんい)をいいます。この病気は、突然に発症することもありますが、頸?肩のこり、筋痛あるいは頸が張る感じなど
概説 阪神?淡路大震災の後、PTSDという言葉がマスコミで大きく取り上げられてすっかり有名になりました。それ以来、何か大きな事件や出来事が起こるたびにPTSDが注目を集めるようになりました。
P
概説 この病気は、原因不明の大腸粘膜の慢性炎症でびらんや潰瘍を形成するものです。30歳以下の若い成人に多く、下痢、粘血便、腹痛などの症状を示し、寛解(かんかい)と再発を繰り返す慢性疾患です。
病
概説 低血圧症は、病気として重視されていませんが、いろいろな症状があって日常生活上支障をきたし悩んでいる人も少なくありません。一般に基礎となる疾患がなく予後のよいものを本態性低血圧症、起立時に血圧が低
概説 情動ストレスと不整脈が密接に関連していることは古くから広く知られています。日常臨床の場でも、ストレスが誘因となって各種の不整脈が発症あるいは悪化することがよく経験されます。
不整脈の直接の
概説 パニック障害は不安障害の中に位置づけられる病気です。昔は不安神経症といわれていましたが、薬がよく効くこと、いくつかの物質(カフェイン、乳酸、炭酸ガスなど)の投与でパニック発作が誘発されうること、
概説 白衣高血圧症とは、自分で家庭で測った血圧は正常ですが、病院で白衣を着た人に測ってもらうと「高血圧」になることをいいます。緊張やストレスで血圧が上がるということはよく知られていますが、それが条件づ
概説 適応障害とは、ある社会環境においてうまく適応することができず、様々な心身の症状を呈する症候群であり、職場不適応や登校拒否(不登校)などと呼ばれます。心理?社会的ストレス(環境要因)と個人的素質(
概説 摂食障害とは、神経性食欲不振症(拒食症)と神経性大食症(過食症)の総称です。表面上はまったく反対の食行動異常ですが、両者は基本的には同じ病態で、ある時期には拒食の状態であったものがその後、過食の
概説 基本的には感情のコントロールが悪かったり、対人関係能力が悪かったりといった、性格の偏りと考えられるもので、これを精神障害と考えるべきかどうかには、今でも疑問視する精神科医もいます。原則的には、そ
概説 心臓神経症は、「器質的な心臓の病気がないにもかかわらず、循環器症状を訴える神経症」です。原因としては、もともと神経質?神経症的な性格に加えて、身近な人の急死、心臓病の誤った知識、過労、ストレスな
概説 社会恐怖とはあまり聞き慣れない言葉ですが、対人恐怖、あがり症、赤面恐怖、視線恐怖などを含んだ病名です。こういう問題をもっている人は意外と多く、人口の約8%と考えられています。家族や親しい人とは平
概説 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることによって多彩な全身症状を呈する病気です。典型的には、目が突出して、のどがはれて(甲状腺腫)、汗をかきやすく、活動的になるとい
概説 強迫神経症(強迫性障害)とは、簡単にいうと「わかっちゃいるけどやめられない症候群」です。自分でも不合理だと思いながら何回も繰り返すので、本人にとっては大変つらい病気です。
よくみられるもの
概説 睡眠には個人差が大きく、ナポレオンが3時間しか眠らなかったという逸話が有名ですが、それほどではないにしても、短い睡眠時間でぐっすり眠る人と、8時間以上眠らないとだめな人といろいろあります。また、
概説 不安や恐怖といった感情は誰でも経験するものですが、いざ定義するとなると簡単ではありません。とりあえず、不安とは「漠然とした未分化な恐れの感情」で、恐怖とは「はっきりとした対象に対する恐れ」と一応
概説 頭痛はよくある身体的愁訴(しゅうそ)であり、誰でもよく経験するものです。慢性頭痛の大半は機能性の頭痛で、緊張型頭痛、片頭痛と両者の混合性頭痛です。その中には体質的素因(いわゆる頭痛もち)に加えて